homeへ

第9回 1970年メキシコ大会

【優勝国】ブラジル
【予選出場チーム】73
【本大会出場チーム】16
高地メキシコでの開催、そしてヨーロッパのテレビ放映時間に合わせたキックオフ(ヨーロッパのテレビ局の要求によって一部の試合が暑い正午に開始されることになった)など、大会前は多くの問題が指摘された。初めて選手交代が認められるようになり、イエローカードやレッド・カードが導入されたのもこの大会からである。
未知な要素の多い大会だったが、蓋を開けてみると、ラフ・プレーが少なく、また、高地で暑い時間帯での試合も多かったため、体力づくではなく技術水準の高い試合が多くなり、スポーツとしてスリリングで面白いものになったといわれている。
優勝カップは評判通り、ペレ、トスタン、リベリーノ、ジェルソン、ジャイルジーニョ、カルロス・アルベルトらを揃え、攻撃的で穴のない完璧なチームを作り上げたブラジルが手にする。ちなみに、この大会で3回目のワールドカップ優勝を果たしたブラジルは、規定により、ジュール・リメ杯の永久保有権を得ている。

第10回 1974年西ドイツ大会

【優勝国】西ドイツ
【予選出場チーム】95
【本大会出場チーム】16
第10回を迎え、エントリー数は95ヶ国、そして前回大会でブラジルがジュール・リメ杯を永久保持することになったため、優勝杯は「FIFAワールドカップ」という新しい純金製のものへ代わった。カラー映像のテレビ放送が開始されたのも、ちょうどこの頃だ。
東ドイツ、ハイチ、オーストラリア、ザイールといったマイナー諸国の初出場、ハンガリー、スペイン、フランス、イングランドといった強国の予選敗退、 1970年大会で代表を引退したペレのいないブラジル代表、本大会1次リーグで実現した東西ドイツの激突など、まさに“新しい時代の大会”を象徴するような幕開けとなった。
そして、この“新しい時代の大会”の主役となったのはヨーロッパが生んだ二人のスーパースター、「空飛ぶオランダ人」ヨハン・クライフと「皇帝」フランツ・ベッケンバウアーである。

News